大分の大規模火災から3日依然鎮火せず 警察と消防の実況見分始まる 知事も視察「最大限で支援を」

2025年11月20日 20:30更新

大分市佐賀関で18日発生した大規模な火災は20日で3日目を迎えました。依然として鎮火には至っていませんが、警察と消防による実況見分が始まりました。

 

 

大分市佐賀関の住宅密集地で、18日発生した火事では住宅など建物約170棟が燃え、1人が亡くなっていて、焼けた範囲は少なくともおよそ4.9ヘクタールに及んでいます。

 

 

発生から3日目の20日離島の火災以外は鎮圧状態に。そのため火元とみられる住宅付近で警察と消防による実況見分が20日午前10時から始まりました

 

 

 

 

立ち入りが規制されている場所にある自宅に戻る必要を訴える住民も。

 

 

◆住民

 

「きょう3日目だから家に帰って 出ていいってことできのうは全然出られなかった」

 

 

◆警察「火災の区域内?区域外?」

 

 

◆住民

 

「燃えたところがすぐそば」

 

 

◆警察

 

「お薬とかとった方がいいですもんね。一緒に行ってもし範囲内だったらお薬とれたら一緒とって帰りましょうか」

 

 

◆住民

 

「はい。おねがいします」

 

 

 

住民はこのあと、警察と一緒に自宅に向かいました。

 

 

 

 

 

穏やかな生活を送っていた市街地を一変させた今回の大規模火災、20日午前には佐藤樹一郎知事が火災現場の視察に訪れました。

 

 

知事は「引き続き全力で対応したい」と話しています。

 

 

◆佐藤知事

 

「完全鎮圧までまだかかるかなと感じた。あらゆるニーズを聞いてあらゆる手段で最大限で支援をしてきたい」

 

 

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